こんにちは!ポケワニです。
このブログは、私が実際に体験したこと、使ってみたサービス、買ってよかったもの(たまに微妙だったものも)などをレビューしています。簡単に言ったら雑記ブログになるかな。
自分の体験が少しでもお役に立てばいいなと思って書いているので、気軽に読んでもらえると嬉しいです。
今日は、ワーホリ時代の人間関係-職場編(失敗)についてです。
いい思い出だけでは決してなかったけど、まぁこうしてネタにできてるので良しとして、語らせていただきます。
前回のパン屋記事では、仕事内容や日常生活について書きましたが、今回は当時の人間関係について振り返ってみたいと思います。
最初の印象:理想的な環境だと思った
オーナーはスイス人の方で、沖縄に住んだ経験もあるということで、日本や日本人に理解がある人だと感じていました。最初は本当に人当たりがよく、私も「素晴らしい環境で働けるな」と安心していました。
住むところを探していると言ったら「うちにおいで」と言ってくれたし、きちんと法律通りの賃金で雇ってくれたし、文句なし!と思っていました。
パン屋という職場の性質上、朝が早く夜は早めに休むため、前のホストママのようにテレビを見たり、コミュニケーションの時間は限られていましたが、夕食の時間は新しい料理を味わえる楽しみな時間でもありました。
違和感の始まり:常連客との会話で感じたこと

最初に「あれ?」と思ったのは、ある常連のお客さんとの会話でした。そのお客さんが孫の成長を嬉しそうに話していて、「孫が他の国の言語を勉強し始めて、話せるようになった」と自慢げに語っていました。私もオーナーも一緒に「すごいね!」と喜んでいたのですが、お客さんが帰った後、オーナーが「私たちなんか何ヶ国語も話せるのに、あんなことで自慢するなんて」って。
この瞬間、何か冷たいものを感じて。お客さんの純粋な喜びに対して、なぜそんな風に言うのだろう…?
オーナーが不注意でパンを地面に落とした時、すぐに拾ってショーケースに戻した時も、どうするんだろうと見ていたら
「日本人はなんでも清潔が一番だと思っている。なんでも騒ぎ立てて、批判するけど、少しこういうことで免疫つけないとね。」
みたいなとんでもないことを言われたの。
その時も、売り物を落としてショーケースに戻したことにはドン引きしてたけど、まぁ自分でも3秒ルールやるし(売り物にはやらないけど)、言ってることは一理あるなとも思った・・・というか、海外スタンダードとはこういうものなのかも。と思ったくらいでした。
エスカレートする批判

時が経つにつれ、夕食の時間にオーナーの日本に対する批判的な発言が増えてきました。
「日本人は物を持ちすぎる」 「はっきりと物を言わない」
最初は文化の違いについての議論だと思って聞いていましたが、だんだんと一方的な批判に感じるようになりました。奥さんだけでなく、旦那さんもどんどん一緒に批判するようになってきて、せっかくの美味しい夕食の時間が、次第に苦痛な時間へと変わっていったんです。新しい発見があって楽しみにしていた食事の時間が、気づいたら憂鬱な時間になってました(´;ω;`)
距離を置く。友達宅への避難
関係の溝が深まる中で、私は週末を友達の家で過ごすようになりました。また、夕飯も理由をつけて一緒に食べることを避けるようになりました。同じ屋根の下で生活しながら、心理的な距離はどんどん広がっていく。この状況はとても辛かったな。
解放☆新しい住まいとの出会い
この状況があまりにも苦痛だったため、思い切って家探しを始めることにしました。幸い、意外と早く新しい住まいが見つかり、家を出ることができました。マッサージスクールの卒業と同時にパン屋も辞めることになり、ようやく解放された気持ちでした。
と、いうわけで
この経験を通して、いくつかのことを学びました。
まず、最初の印象だけで人を判断してはいけないということ。表面的な親しみやすさの裏に、本当の価値観が隠れていることがあります。
また、文化の違いを理由にした批判と、純粋な文化交流は全く別物だということ。建設的な議論と一方的な否定は明確に区別する必要があります。
ていうか、文化の違いを批判してない風に批判してくるとか卑怯だよね!
今振り返っても腹がたつ (。-`ω-)
あ、失礼いたしました笑
そして最も大切なのは、自分の精神的健康を守ることの重要性です。我慢して耐え続けるよりも、時には環境を変える勇気を持つことが必要だと実感しました。
おわりに
海外での職場体験は、必ずしも理想的なものばかりではありません。でも、こうした困難な経験も含めて、すべてが貴重な学びになったと今では思います。人間関係の複雑さ、文化の違いの難しさ、そして自分を守ることの大切さ。これらはどの環境でも活かせる教訓となりました。
これからワーホリや海外に行くことを考えている方、きっといろんな楽しいことやこんな苦痛なことも待ってると思いますが、私みたいに振り返ると笑える?というかネタにできるようになるものです。
無理をしすぎず、自分に正直に。行動を起こせばきっと事態は変わるはずだから。
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