【オペア体験談】アメリカの子育て

オペア(Aupir)

このブログでは、私が実際に体験したこと、使ってみたサービス、買ってよかったもの(たまに微妙だったものも)などをレビューしています。
簡単に言ったら雑記ブログになるのかな?
自分の体験が少しでもお役に立てばいいなと思って書いているので、気軽に読んでもらえると嬉しいです。

アメリカでオペアとして1年間過ごした私が、実際に体験して最も驚いた日本とアメリカの子育ての違いをお伝えします。ホストファミリーは6歳と2歳の子どもがいる4人家族。毎日の生活の中で「え、そんな風に育児するの?!」と驚くことばかりでした。

1. 生後3ヶ月で一人部屋デビュー!?

UnsplashLisa Annaが撮影した写真

一番驚いたのは、赤ちゃんの睡眠環!

日本では赤ちゃんと一緒に寝るのが当たり前だと思ってたけど、アメリカでは生後数ヶ月で完全に別室!ホストファミリーの下の子(当時2歳)も、もちろん自分の部屋で一人で寝ています。

最初は「寂しくないのかな?」と心配でしたが、子どもたちは全く平気。寝る前も歯磨きして絵本を読んだらサクッとベッドへ。そして、暗闇で一人で遊び、自然に寝てくれる。
日本のように「なかなか寝てくれない」という長時間の寝かしつけはありませんでした。

2. 「タイムアウト」という叱り方

Unsplashfrank mckennaが撮影した写真

子どもが悪いことをした時、怒鳴るのではなく「Time out! Go to the thinking chair」と言って、特別な椅子に座らせます。時間は年齢と同じ分数(3歳なら3分)。その間、子どもは自分が何を間違えたか考えます。

時間が過ぎたら「What did you do wrong? How can you do better next time?」と話し合い。子どもが納得してから「I'm sorry」と言って終了。

感情的に怒らず、冷静に子どもに考えさせる方法に最初は感激していました。
(しょっちゅう怒られてる子だと、だんだん効き目薄れてくるようにも感じるけど…)

3. 5歳でも絶対に一人にしない安全管理

UnsplashPower Laiが撮影した写真

アメリカの子どもの安全管理の徹底ぶりには驚きました。

6歳と2歳の子どもたちを、例え5分でも一人で家に残すことは絶対にありません。日本では小学生が一人でお留守番することもありますが、アメリカでは法律的にもアウトなんです。

なにやら11歳くらいからはギリOKかも?みたいなグレーゾーンもあるみたいだけど、それでもやっぱり一人にさせない家庭もあるみたい。

自分の小さいころと比較したら、そういう点はアメリカは厳格だなって思ってたけど、今実際に子供を育ててみると、やっぱりまだまだ目は話せない。通学路も心配すぎて送り迎えしてるし、ここだけはアメリカンだなと笑
というか、日本は昔みたいに安全ではなくなってきてるのかも。熊出るしね。
(山のない平野部に住んでますが、今年初めて街に出没しました)

4. 産後すぐにバリバリ働くママに驚き!

UnsplashNathan Dumlaoが撮影した写真

日本では考えられない復職の早さに本当に驚きました。

私の友達のホストマザーは下の子を出産後、数時間で退院し、1か月で職場復帰!というか、もっと短かった気がするけど…1週間…?2週間?くらい…?
日本では1週間くらい入院して、産後1年の育休が一般的なので、最初は「早すぎない?」と思ったけど、アメリカでは普通のことみたい。

一方で、私の知るアメリカの友人は少し田舎に住んでるんだけど、子供が大きくなるまで仕事を辞める選択をした子もいました。

都会と田舎で違いが出るのか、考え方の違いなのかは判らないけど、どちらの生き方もいいなぁって思いました。

日本みたいに終身雇用的な考え方もないから、やめてもまた探せばいい。という考え方があってできることなのかもしれないですね。

5. 朝ごはんはピーナッツバターだけでもOK!

UnsplashCorleto Peanut butterが撮影した写真

日本のお母さんが聞いたら卒倒しそうなピーナツバター事件です。

ある朝、2歳の子に朝ごはんを食べさせようとしたら、
子: ピーナツバター食べたい
私: ピーナツバターだけはダメだよ~他に何か食べようよ~
子: いやだ。ピーナツバターだけ食べるの!
私: パンにつけて食べるだけでもいいからさ~

このやり取りをしてたら、パパが2階から降りてきて

パパ: 何があったの?
私:  この子がピーナツバターだけ食べたいっていうから…
パパ: え?何が問題なの?
私:  !? え? なんと?
パパ: ピーナツバターはプロテインたくさん入ってるから問題ないでしょ!

最初は「え?このハゲ人マジか…」と思ったんだけど、確かにピーナッツバターはプロテインが豊富。栄養面を重視して、見た目や食べ方にはこだわらない合理的な考え方なんだろうな。

でも、こういうオペアと親との考え方の違い?を子供の目の前でやるのは、うまく説明できないけど、やりづらさを感じたのを覚えてます…。
子供が親を信じ切ってしまって、オペアの言うことは間違いって思ってしまわないか心配というか…?親がいるときの子守はホント疲れる…

ピーナツバター、日本でほとんど使ってなかったけど、書いてたらピーナツバタージェリーサンドイッチ(パンにピーナツバターとジャムを塗るだけのサンドイッチ)食べたくなってきたので今日買い物に行ってこようかしら。


まとめ:どちらも素晴らしい、でも違いを知ることが大切

まだまだアメリカの子育てで驚いたことはあったんだけど、今、思いついたところがこんな感じです。

アメリカで過ごして感じたのは、日本とアメリカの子育て、どちらにも素晴らしい点があるということ。

  • アメリカ:個性と自立を重視、子どもの意見を尊重
  • 日本:協調性と思いやりを重視、家族の絆を大切に

どちらが良いかではなく、両方の良い点を知ることで、より豊かな子育てができるのではないでしょうか。

ちなみに、今の私の子育ては…完全に日本式笑
アメリカ式でやりたいって思ってたけど、やっぱり、芯までしみついてしまってるのか、タイムアウトなんて自分の子にはやったことないし、上の子8歳だけどまだ一緒に寝てるし、周りに迷惑かけないように必死だし、おおらかの ”お” の字もないかも笑
郷に入っては郷に従え。ということで笑

オペア体験は、子育てについて深く考える貴重な機会でした。これから親になる方、海外での子育てに興味がある方の参考になれば嬉しいです!


オペアに興味がある方、海外の子育てについて知りたいことがあれば、コメントで教えてくださいね!

#オペア体験談 #アメリカ子育て #国際育児 #文化の違い

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