こんにちは!ポケワニです!
このブログは「等身大の体験談と正直レビューをお届けするブログ」として、迷いながらも一歩ずつ、私が実際に体験したこと、使ってみたサービス、買ってよかったもの(たまに微妙だったものも)などを正直にレビューしています。
私自身、知らなかったことを知ることで前に進むきっかけになったことがたくさんありました。どんな小さなことでも、そのきっかけって役に立つんじゃないかと思って、このブログを始めることにしたんです。体験談や商品レビューを通して、知らなかったことを知ることで、少しでも今の悩みの打開のヒントのようなものが見つかればと思って書いています。自分の体験が少しでもお役に立てばいいなと思って更新中です。
さて今回は、私が実際に体験したホストチェンジ(リマッチ)についてお話したいと思います。
オペアプログラムに参加する多くの人が直面する可能性のある「ホストチェンジ」。私も実際にこの経験をしました。今回は、なぜチェンジを決断したのか、どのように進めたのか、そしてその過程で学んだことを正直にお伝えしたいと思います。
最初のホストファミリー:ボルティモアでの生活
私の最初のホストファミリーは、メリーランド州ボルティモアに住む4人家族でした。美容師のお父さんとデザイナーのお母さん、そして7歳の女の子と3歳の男の子がいました。ボルティモアはオペアコミュニティが充実していて、周りにはたくさんのオペアの仲間がいる環境でした。
理想と現実のギャップ
最初はうまくいくと思っていましたが、徐々に問題が見えてきました。
期待されていた役割の違い
オペアの主な役割は子どもの世話だと思っていましたが、実際には:
- 家全体の掃除
- 家族全員の洗濯
これらも期待されていることが分かりました。子どもに関連する家事は問題ありませんでしたが、家族全体の家事となると話は別でした。
週末の夜に出歩けない
特に困ったのは、土曜の夜によくデートに出かけるホストファミリーだったことです。最初はなんて素敵な習慣だろうと感激しましたが、オペアにとっては困った習慣でした。週末は他のオペア仲間と過ごしたいと思っていたのですが、ベビーシッターとして必要とされることが多く、なかなかまとまって友達と遊びに出歩く時間を持てませんでした。

人間関係の課題
ホストマザーはとても話しやすい人で、コミュニケーションに問題はありませんでした。しかし、ホストファザーとはなかなか打ち解けられず、どこか距離を感じていました。
生活環境の問題
また、家の清潔さについても気になることがありました。自分が掃除を期待されているにも関わらず、家全体が常に散らかっている状況に違和感を覚えました。
チェンジを決意するまで
仲間との相談
悩みを抱えていた私は、まずオペア仲間に相談しました。同じような経験をしている人もいて、話を聞いてもらえたことで気持ちが楽になりました。また、客観的なアドバイスももらうことができました。
最大の課題:どう切り出すか
一番悩んだのは、ホストファミリーにどのように伝えるかでした。お世話になっている家族に「チェンジしたい」と言うのは、とても勇気のいることでした。
決断のタイミング
最初は直接顔を合わせて話したいと思っていました。しかし、適切なタイミングを待っているうちに、なかなか切り出すことができずにいました。結局、思い切ってメールで気持ちを伝えることにしました。

メールでの伝達:正直な気持ちを込めて
メールには、ホストチェンジしたい理由を正直に書きました:
- 何かお願いされる際に、いつも「前のオペアはやってくれた」と言われること
- 私は彼女とは違うオペアであり、同じことを期待されても応えられないこと
- 他のオペア仲間に聞いても、ハウスキーパーのような仕事はしていないということ
- オーバーワークについて話し合った時に、「車の保険や携帯代も払っているのに」と言われて少しがっかりしたこと
これらの点を率直に伝えました。

予想外の優しい反応
翌朝は気まずい雰囲気になるのではないかと心配していましたが、ホストマザーは普通に接してくれました。そして仕事終了間際に、彼女から声をかけられました。
「メールを読んだよ。そんな思いをさせていたなんてごめんなさい。他のオペアと比べるつもりはなかったの。ただ、どうやって説明したらいいのかわからなくて、他のオペアの話を持ち出しただけなの。もうホストチェンジは決定事項?それとも改善できればいいの?」
最終的な決断
「改善できれば」という言葉に心が揺れました。ボルティモアが好きだし、ホストファミリーも不満はあったけど好きだったから。でも、もう悩まないと決めていたので、「チェンジは決定事項です」と答えました。
すると案外あっさりと「わかった」と言ってくれて、拍子抜けするほどでした。
私より先にホストチェンジをした子から話は聞いていたけど、本当にそうなんだw と思いました。
その後のやり取り
私は急いでチェンジする必要がないので、次のオペア探しが終わるまで焦らずに探してもらっていいと伝えました。すると、こんなメールが届きました:
「新しいオペアを見つけるのに時間がかかるから、そう言ってくれて助かります。このチェンジがみんなにとっていい方向に向かうといいわね。この生活がうまくいかなかったこと、申し訳なく思っているし、新しいホストファミリーがあなたにとってもっといいファミリーであることも願ってるわ。今までやってくれたことは本当に感謝しているわ。もっとコミュニケーションを取っていたら良かったんだろうけど…。」
この メッセージを読んで、やっぱりこの人はいい人だなぁと改めて思いました。同時に、もっと違うアプローチを取っていれば、こんなことにならなかったかもしれないという思いもあり、今でも少し後悔が残る選択でした。
新しいファミリー探し:想像以上の反響
ホストチェンジが決定してから、わずか1週間で7件もの連絡がありました。メリーランド、ニューヨーク、バージニア、ペンシルバニア、インディアナと、様々な州からオファーが届きました。全て3人以上の子どもがいる家庭でした。
中でも、インディアナのファミリーは4人の子どもがいましたが、一番好感触でした。しかし、最終的に私が選んだのは、その後にやり取りを始めた別のファミリーでした。
当時は「これで完璧!」と思っていたのですが...実はこの選択についても、後になって考えさせられることがたくさんありました。でも、それはまた別の機会に。
この経験から学んだこと
1. コミュニケーションの重要性
期待値の違いは、事前の詳細な話し合いで防げる部分もあります。今回の経験で、問題が生じた時にすぐに話し合うことの大切さを痛感しました。
2. 自分の気持ちに正直になること
我慢し続けるより、適切なタイミングで状況を変える勇気も必要です。ただし、改善の余地があるかどうかもしっかり検討することが重要です。
3. サポートネットワークの価値
オペア仲間との関係は、困った時の大きな支えになります。客観的な視点からのアドバイスは貴重です。
4. 誠実なコミュニケーションの力
正直に気持ちを伝えることで、相手も理解を示してくれる場合があります。避けて通らず、向き合うことの大切さを学びました。
5. 新しいチャンスは意外と多い
チェンジを決断すると、想像以上に多くのオプションが現れることがあります。一歩踏み出す勇気があれば、道は開けます。
これからオペアになる方へのアドバイス
ホストチェンジは決して珍しいことではありません。もし現在の状況がうまくいっていないと感じているなら:
- 一人で悩まず、仲間やカウンセラーに相談する
- 状況改善の可能性を探る
- 必要であれば、勇気を持ってチェンジを検討する
オペア経験は人それぞれ異なります。最初の家族がうまくいかなくても、それがあなたの価値を決めるわけではありません。自分にとって最良の環境を見つけることで、きっと素晴らしいオペア経験ができるはずです。
ただし、チェンジ先が必ずしもいいファミリーというものではないです。(時には悪い条件になることもある)だからこそ、見極めのボーダーラインが必要です。
私の場合は、そのボーダーラインを超える前にチェンジを決めてしまったような気がしています。今なら、お掃除や洗濯をすることも、自分にプラスになることだと考えられるし、なんだったら料理まで作ってしまってもそこまで嫌だと思わないかも。多分これくらいでチェンジしなくてもよかったんじゃないかなって思ってます。(住んでることろとか環境が好きだったし。)
これは、ちょっと大人になった私からの後悔とか、アドバイス的な感じかな。
お役に立てればうれしいです。
みなさんのオペア経験が充実したものになることを願っています✨
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