大阪万博!5歳と7歳の子供を連れての初万博体験。しかも当日は雨という、まさに試練の一日でした。でも結果的には朝11時から夜9時まで、10時間たっぷりと万博を満喫することができました。
これから万博に行く予定の方、特に子連れで行こうと考えている方に、リアルな体験談をお伝えしたいと思います。準備段階から当日の流れまで、正直な感想も含めて詳しくレポートします。
事前準備編:やっておいて良かったこと
万博IDの登録は必須!
まず最初にやったのが万博IDの登録です。
万博IDは、万博のサービスを利用するために必要なログインIDです。
これがないと、チケットの登録や来場予約、パビリオンの予約ができないのです。
ID登録方法は、こちら(PDF)で見られます。
また、この万博IDは、代表者一人が取得していれば家族全員分のチケットを登録したり、パビリオンも予約が可能です。
チケットは万博IDでログイン後に購入可能ですが、私の場合、ちょいと特異でした。
- 大人2人分の万博チケットは当選したもの
- 子供分は会社で使用している福利厚生サイトで購入したもの
この大人用ペアチケットIDと購入した子供用チケットIDを私の万博IDに登録し、家族全員分のチケットを紐づけしました。
私のように他で購入したり、当選してすでにチケットIDがある場合は、こちらの手順で登録できます。
パビリオン予約:電力館だけ予約した理由
今回、事前予約したのは電力館のみでした。なぜかというと:
- 人気パビリオンで確実に入りたかった
- 少なくとも1つは確実に楽しめるものを確保したかった
- 他のパビリオンは当日の子供の体調や機嫌次第で柔軟に対応したかった
…実は一つしか当たらなかったんだけどね笑
でも事前予約を申し込んだ段階で(4つ申し込んだ)、こんなにキチキチに予約入れてたら自由がないなと思っていたので、一つ当選でよかったな、と思っています。
結果的に、電力館は本当に素晴らしい展示で、子供たちも大喜びでした。
持ち物リスト:実体験に基づく必需品
絶対に持参すべきもの
- チケットの印刷版:スマホの充電切れや電波の悪さを考慮して、紙のチケットを持参しました。これは持っていると安心なので必須です。パビリオンの予約時間も印刷されますよ☆
- 万博の会場マップ:最初雨だったのもあり、結局出さずじまい…でも、行きたいところをリストして、マークしていくことをお勧めします。
- 雨具:当日雨予報だったので、傘とレインコートを準備。
- サイズアウトしたポンチョ:持ち物を守るため、バッグにかぶせました。なかなか使い勝手が良かったです。
- 濡れても大丈夫な靴:最初からサンダル+靴下で行きました。これが大正解!
- 替えの靴下:雨で足が濡れることを想定して持参。子供用は必須です。
- モバイルバッテリー:写真撮影やマップアプリで電池消耗が激しいです
- 小さなタオル:雨で濡れた時や汗を拭くのに大活躍
- 帽子:雨の日だったのであまり必要なかったけど、これはマスト
- 暑さ対策グッズ:水でぬらして冷やすやつが個人的にはおすすめ(ネックリングは液漏れして首がただれたっていう人がいるから、怖くて使えない…)
ちなみに、サンダルはクロックス風(こんな感じの)を持っていきました。
子連れ特有の持ち物
- お菓子と飲み物:待ち時間対策と小腹対策。我が家は暇つぶしグッズより、こっち派笑
- 暇つぶしグッズ:待ち時間用のシールブックなど
- 着替え:雨で濡れた時や汚れた時のために
当日の流れ:雨の万博体験記

当日はこんな感じでした↑
朝の出発:雨で予定変更
本来なら開場前に到着する予定でしたが、雨の予報を見て「子供が風邪をひいたら大変」と判断し、お昼くらいから雨が上がることを考慮し、少しフライング気味の11時頃に到着するくらいに出発。
結果的には、開場直後の大混雑(実際その時間混雑してたかはわからないけど)を避けることができたので、これはこれで良かったと思います。
到着後、一時間ほどで雨はやみました。その後、何度か降ったりやんだりを繰り返しましたが、到着時の雨に比べるとかわいいものでした。
桜島駅からシャトルバスで西口へ

桜島駅↑
ユニバ付近のホテルに宿泊していたので、桜島駅からシャトルバスを利用して西口から入場しました。雨の日でしたが、シャトルバスの待ち時間は5〜10分程度とそれほど長くありませんでした。
到着したらすぐ目の前が万博の会場!
万国旗が目の前に広がって、西口ゲートの文字で万博に来た!ってテンションMax!
入場後最初にやったこと:スタンプ帳購入
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カンボジア館のスタンプ↑
西口から入場してすぐに、スタンプ帳を購入しました。これが後々とても役に立ちました。各パビリオンでスタンプを押す楽しみができて、子供たちのモチベーション維持にも効果的でした。
スタンプ帳購入のコツ
- 現地でも購入できるが、時間短縮したい人はオンラインで事前購入がおすすめ
- 入場後すぐの売店で購入可能
- 子連れの場合、スタンプ集めは良いモチベーションになる
お土産戦略:最初に確認、最後に購入予定が…

西口ゲートの目の前にあった売店↑
入場後、お土産屋をチェックしました。万博限定のお土産が多数あり、ここでしか買えないものが豊富でした。隣には宅配サービスもあるので、荷物を気にせず先に購入して送ることも可能です。
我が家は帰りに購入する予定でしたが、子供たちが疲れ果ててしまい、最後に寄ることができませんでした。これは大きな反省点です。
お土産購入のアドバイス
- 万博限定商品は入場後すぐに確認しておく
- 重いものや壊れやすいものは宅配サービスを活用
- 子連れの場合、帰りは疲れて寄れない可能性を考慮して早めの購入も検討
最初のパビリオン巡り:西口付近から攻略
スタンプ帳とお土産の確認を済ませた後、まずは西口付近のパビリオンの並んでないところから攻めることにしました。雨も降ってたので、とにかく中に入りたい気持ちがあったのと、電力館の予約時間まで余裕があったので、近場のパビリオンを効率よく回る作戦です。
会場移動の楽しみ:建物と植栽の美しさ
パビリオン間の移動中も、万博会場は本当に楽しめました。どこを歩いても面白い建物ばかりで、建築好きにはたまらない空間です。また、植栽も美しく整備されており、雨に濡れた緑が一層美しく見えました。
子供たちも移動中に「あの建物ギラギラ~!」「あっちの建物はお城みたい!」と楽しんでいて、移動時間も退屈しませんでした。
電力館へ:予約システムの実態
電力館の予約時間が近づいたので、会場を移動しました。電力館は完全予約制なので、一般入場の長蛇の列はありません。自分の予約時間になって初めて並べるシステムです。
これまでの万博の印象で「予約してても並ぶんでしょ?」と思っていましたが、実際は予約時間になってからの入場で、待ち時間はほとんどありませんでした。子連れには本当にありがたいシステムでした。
雨の日万博のメリット・デメリット
メリット
- 屋外の移動が比較的楽(人が少ない)
- 屋内パビリオンが充実しているので、雨でも十分楽しめる
- 写真撮影時の人混みが少ない
デメリット
- 傘の管理が大変
- 足元が濡れる
- 子供が風邪をひかないか心配
- 考えることはみんな同じのようで、屋内(売店含む)が混む
子連れでの万博、最初の気づき
この日一番印象に残ったのは、子供たちの適応力の高さでした。雨という悪条件でも、万博の魅力に夢中になって、最初の不安は杞憂に終わりました。
ただし、1つだけ予想外だったのは、途中で疲れて寝てしまったことです。万博は思っている以上に体力を使います。ベビーカーを持参するか、抱っこの覚悟をしておくことをお勧めします。
まとめ:準備8割、当日2割
万博は事前準備で8割決まると実感しました。特に子連れの場合は、万全の準備をしておくことで、当日のトラブルを最小限に抑えることができます。
雨の万博体験、いかがでしたか?天候に左右されがちな万博ですが、準備次第で十分に楽しめることがわかりました。皆さんの万博体験の参考になれば幸いです!
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